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  • 第3回バイオカフェ評価委員会議事録(概要)

     2005年11月18日(金)くらしとバイオプラザ21会議室においてバイオカフェの評価委員会を開き、参加者に「きてよかった」と思っていただけるバイオカフェを目指して話し合いました。ホームページをご覧の皆さまも「こんな話がしたい、聞きたい」というご意見がありましたら、どうぞお寄せ下さい。

    1.これまでのバイオカフェの評価

     真山より資料2に沿って第8回(9/9)以降のバイオカフェについて、参加者の状況、参加者の感想について紹介があった。今後のバイオカフェの開催予定について紹介があった。
    ・10月7日のバイオカフェは前日の毎日新聞の記事を見て参加した人が多かった。
    ・毎回大部分の参加者が面白いという感想を言ってくれる。
    ・毎回新しい参加者が1、2名参加してくれる。HPが一番集客効果が大きい。(小島)
    ・島根、札幌で開催するが場所はどのように決めたのか?(佐々)
    ・札幌は北海道経済産業局からの要望、島根大学は中国経済産業局(健康長寿プロジェクト)経由のコネクションである。沖縄も九州経済産業局経由で話があった。(真山)
    ・島根大学では教育学部、農学部、医学部が共同で健康長寿プロジェクトを進めている。大学関係者が中国経済局経由でバイオカフェがあることを知り、公開シンポジウムで骨に関する話題の次に薬の話をして欲しいとの依頼があった。
    ・食、環境、医、その他というジャンルがあるが、ジャンルの選定に計画性がないとの指摘があった。現状では計画性がないのは仕方がない。ただし分野は色々広がりつつある。(小島)
    ・サイエンスを身近に感じるという上では様々な話題があって良いのではないか。(小島)
    ・参加者のうち、リピーターはどの程度いるのか。(真山)
    ・トリコロールでは4名のリピーターがあった。「大豆で走る自動車」では3名のリピーターがあった。(佐々)
    ・カフェを開催する毎にいつも3、4名見かけない顔が入っている。(小島)
    ・リピーターが多いのが良いのか。それとも新規参加者が多い方がよいのか。(佐々)
    ・イベントをやる立場では来場者に対するアンケート項目として参加したいかということを聞くが、本当は来て良かったかという満足度を聞く方が良いかもしれない。(真山)
    ・リピーターも含めて、関係者以外がコンスタントに10名以上入ることが望ましい。(小島)
    ・毎日新聞以外の新聞に紹介記事を頼むなり、もう少し広報が必要ではないか。(堤)
    ・現状では本当に一般の人が参加しているとは言えない。(佐々)
    ・ホームページへのアクセス数は2000ビュー/月から2万/月の壁を超え、3万/月を超えたこともあった。サイエンスカフェというキーワードからホームページを見に来る人が多いようだ。(堤)
    ・ホームページでは、先の予定まで含めてスケジュールを最初に見られるようにしてはどうか。そうすると便利である。今までの活動状況も分かるので良いと思う。(嶋野)
    ・過去に何をやったからかが分かることは重要。現在のくらしとバイオプラザのホームページの記載だけでは一般の人には具体的な活動内容が分からない。情報発信の量を増やすことが重要。(真山)


    2.バイオカフェに関するPRのあり方

    ・バイオカフェのレポートは多少はあった方が良いとは思うが、本当に必要なのか。(真山)

    ・参加者からのコメント、感想は含めた方が良い。(堤)

    ・参加者の感想は既に入っている。(佐々)
    ・談話会は、話した内容がテキストになるし、アクセス数が多い資料もあるので、レポートは必要である。

    ・pdfファイルはできるだけ速やかにHPに載せることが必要。レポートはその後でよい。(嶋野)
    ・最近は政府の審議会でも配付資料はすぐ載せ、議事要旨(1枚程度)は終了後2日で載せる。チェック後の議事録は1ヶ月後にホームページで公開する。
    ・他のサイエンスショップでもかなりレポートは出している。ケーブルテレビへの配信なども行っている。波及効果を考えれば、レポートがある方が良い。せっかくの結果がその場限りで終わるのはもったいない。(小林)
    ・アクセスする立場からは、結果報告がきちんと行われているHPだと安心感が高まる。(嶋野)
    ・いただいた意見を踏まえて、講演後の結果報告も引き続き載せるようにする。見せ方についてはさらに工夫したい。(真山)
    ・バイオカフェのテーマの一覧であるが、新しい人に訴えるようなメッセージがあった方が良いのではないか。タイトルが大上段すぎると駄目である。(小島)
    ・大学の研究者は厳密さを追求するため、タイトルがわかりにくくなる嫌いがある。(嶋野)
    ・いままでの話は、題名は難しくても話の内容は非常に分かりやすかった。(真山)
    ・話が難しい人の場合は、専門家向けということを先にアナウンスしておけば良い。(嶋野)
    ・ホームページの順番、配置については工夫をしてもよいのではないか。くらしとバイオという組織の説明を筆頭にしてはどうか。
    ・一番見てもらいたいものを上に持ってくるのがよい。(小林)
    ・講師名の紹介で「○○氏」、「○○さん」どちらが良いのかといった点も検討する必要がある。


    3.その他、今後の検討課題案について

    ・中長期的な課題になるが、くらしとバイオプラザを中心としてバイオカフェを全国的に展開していくために、講師の情報を体系的に整理したデータベースが必要ではないか。(内野)
    ・データベースとあわせて、講師へがイベント理解しやすくなるようなマニュアルがあると、新しい講師への依頼の時も楽になる。
    ・他分野では、化学物質アドバイザー(環境省)がある。
    ・このデータベースは他の組織も巻き込んで全国的にバイオカフェを展開していくということか。(小島)
    ・くらしとバイオの今後の展開を考えたり、ノウハウを伝えていくときにこのようなデータベースがあると良いのではないか。(真山)
    ・くらしとバイオでの講演歴、日付とその時のタイトルは必要である。また、依頼状況によっては、最近特定の講師に頼みすぎているといったことも分かる。(嶋野)
    ・労働省では以前に労働問題の講演者録データベースというのを作っており、個人的にも時々使っている。(小林)
    ・既にくらしとバイオでは談話会のスピーカだけで18名にもなるので、徐々にデータを蓄積していくことはできる。(佐々)
    ・関係者が多いと素人の参加者も玄人が多いという印象をもち、敷居の高さを感じさせてしまう。玄人が多いときは玄人を分散させて座らせるなどの配慮も必要である。(須田)
    ・質疑応答では、専門的な質問を真っ先にする専門家がいるが、いきなり専門的な質疑応答が始まると一般の人は質問するのをためらってしまう。そこで「今まで一番苦労したことは何ですか」といった当たり障りのない質問を事務局からさりげなく入れるような工夫もしている。(佐々)
    ・毎回のゲストは3名程度、事前のレクチャーもなく、自己紹介の後いきなり質問になる。英国のような最初に説明がある方式は講演会と変わらないということでフランスでは採用されていない。時にはゲストの間でも意見が違うことを見せている。(中村)
    ・立ち上げ当時は、話すテーマもその場で決めるような方式で行っていたとのことである。
    ・フランスでも事前説明を入れている例もあるが、基本的には、話すことを楽しんでいるという雰囲気がある。(小林)

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