サイエンスアゴラシンポジウム
「機能性表示食品制度が始まって1年半」を開催します
機能性表示食品制度が2015年4月に始まり、1年半が経ちました。消費者庁のサイトには2016年3月28日までに300余りの機能性表示食品の届け出がありました。消費者庁のホームページでは、申請書や根拠になった論文も見ることができます。特定機能性食品(トクホ)のように、その製品を用いたヒトのへの試験が求められておらず、根拠になる論文を示されても、消費者には実際に想定される効果がわかりにくいものもあります。示された根拠には不適切なものがあるという意見もあります。
くらしとバイオプラザ21では、これまでも機能性表示食品について情報発信と情報共有の場を設けてきました。
そこで、サイエンスアゴラ2016において、一般社団法人消費者市民社会をつくる会(ASCON)では代表理事 阿南久さん、機能性表示食品制度開始前より国内外の機能性食品について調査・研究をされたきた株式会社グローバルニュートリショングループ 代表取締役 武田猛さんを迎え、以下のようにシンポジウムを開くことになりました。みなさまどうぞご参加ください。
シンポジウムへのご案内
日時: 11月6日(日) 13:30―15:00
場所: 産業技術総合研究所臨海副都心センター別館 11階 会議室2・3
(サイエンスアゴラ2016 C会場)
話題提供:
ASCON代表理事 阿南久さん
グローバルニュートリショングループ 代表取締役 武田猛さん
参加方法: 当日受付もいたしますが、できるだけ下記より事前登録をお願いします。
https://ws.formzu.net/fgen/S70306882/
問合せ: 特定非営利活動法人 くらしとバイオプラザ21
Tel: 03-5651-5810 Fax: 03-3669-7810 E-mail : bio@life-bio.or.jp
関連サイト
http://www.jst.go.jp/csc/scienceagora/program/booth/cb_357/
2014年サイエンスアゴラシンポジウム会場風景
コンシューマーズカフェ「機能性表示食品制度が始まって」(2015.7.15)
コンシューマーズカフェ「機能性表示食品を評価して」(2016.7.22)
一般社団法人消費者市民社会をつくる会(ASCON)では科学者委員会を設置し、機能性表示食品の評価を行い、評価結果とともに委員会と申請者の間で行われた意見交換のプロセスも公開しました。このプロセスは、これからの食をめぐるリスクコミュニケーションを考えるときに多くの学びがあるものと私たちは考えています。