子どもにも大人にも役に立つWEBサイト「バイオキッズ」公開
ゲノム編集技術を用いて作られたトマト「シシリアンルージュハイギャバ」のオンライン販売が始まりました。このトマトには、高血圧の緩和やリラックス効果が認められているアミノ酸の一種、GABAが多く含まれています。肉厚のタイの試験販売も始まっています。この他にも、自然毒の出来にくいジャガイモ、養殖しやすいマグロ、多収米を始め、いろいろな農林水産物が国内で研究、開発されています。
こうしてゲノム編集技術をつかった農林水産物が、いよいよ身近になってきていますが、「ゲノム編集技術」とはどんな技術でしょうか。よく意味を知らないうちに、「ゲノム編集」ということばを見かける頻度が増えたと感じておられる方もおられるでしょう。
このたび、バイオステーションというゲノム編集のポータルサイトの中に、「育種と食」に関する子ども向けサイト「バイオキッズ」ができました。「生き物って?」「食べ物って?」「人間の食べものができてきた長い年月のこと」の3つのパートができる予定で、現在は「生き物って」が公開されています。
イラストもかわいく、大人も楽しめるサイトになっています。ぜひ、アクセスしてください。
ポータルサイト「バイオステーション」は、「最新育種ネットワーク」(代表機関:国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構)によって運営されています。技術の説明、国内外の規制、研究動向などの最新の情報が集められています。かなり専門的な内容も含まれており、高校生・大学生のレポート作成にも役立つと思います。実際に多くのメディアも調べものや、記事作成時の確認に活用しています。
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