「和グルミのカスタネットを作って防災を考えよう」開催
2021年2月20日 港区立みなと科学館で「和グルミのカスタネットを作って、防災を考えよう!」を開きました(共催 くらしとバイオプラザ21、協力 SAVE IWATE、武田薬品工業)。新型コロナウイルス感染症対策を施し、定員を減らして、2回の開催で39名の大人と子どもが参加しました。参加者は裁断した段ボール紙に絵を描いたり、色紙をはったりして、内側に和ぐるみの固い殻をはって、すてきなカスタネットをつくりました。オンラインで指導し、震災のお話や和グルミのことを教えて下さった寺井良夫理事長(SAVE IWATE)は岩手県から参加です。
寺井さんのお話
2011年3月11日、東日本大震災の大きな被害を受けた岩手県で、3月13日に有志6名が発足した「SAVE IWATE」。安否情報の収集、被災状況の調査、避難生活の支援などいろいろな活動をしてきましたが、伝統食であるくるみを使った商品開発、製造、販売を通じて、岩手が元気になる活動もしています。今日は岩手のクルミを使ってカスタネットを作り、東日本大震災のこと、防災のこと、家族で考え、話し合ってください。
カスタネットづくり
力を入れなくても彩色できるようにサインペンを用意しました。全員、時間内で絵をかいたり、貼り絵をしたりして完成!木工用ボンドで内側にクルミの殻をはって持ち帰ることができました。和グルミは硬く、中がハート型の空洞になっているので、カチカチといい音がします。参加者は出来上がったカスタネットを、カメラ越しに寺井さんにお見せしました。