サイエンスアゴラ2020参加企画 オンライン実験教室
「水(とお酢)さえあれば、おうちがラボに」
2020年11月15日から22日、オンラインでサイエンスアゴラ2020が開催されます。前夜祭は11月13-14日です。
2013年のサイエンスアゴラから、くらしとバイオプラザ21は毎年シンポジウムやワークショップなどの大人(高校生以上くらい)を対象としたイベントを行ってきました。しかし、今年度はオンライン開催(ライブ配信か動画配信のいずれか)となったので、“くらしとバイオ”らしいことに挑戦したいと考え、毎年、数百人にご参加いただいている親子バイオ実験教室をオンラインで行うことにしました。
内容は、キッチンサイエンス「カラーマジックケーキ(※)」で、ケーキの焼成中に行っている、「酸とアルカリの実験」です。ご家庭での準備が参加者のご負担にならないように、水とお酢(と少しの食器)以外は事前に整え、お子様の名前で郵送しました。参加者と私たちのお互いの手元が見えない不安を解消するために、事前に送った敷き紙の上で実験するようにし、前日には「前日準備会」といってZOOM接続テストを行って心配なことがないかを話し合ったりしました。こうして、全国から10組の親子が参加されました。
開催までの経緯、開催後のアンケートを含む「まとめ」も加えて、動画を作りました。
サイエンスアゴラ2020のサイトから配信されています。どうぞ、アクセスしてください!
サイエンスアゴラ2020(一番下にビデオの入り口があります)
※カラーマジックケーキ
キッチンサイエンスのシリーズの中のひとつのプログラムです。ブルベリージャムに含まれるアントシアニンという色素が、タネの性質によって変化することを利用して、3色ケーキをつくります。ケーキの焼成中に、用意した酸性・アルカリ性の溶液の性質を調べる実験をし、最後に、出来上がったケーキを試食します。