南アフリカ共和国・ヨハネスブルグで8月26日から9月4日まで国連が主催する「持続可能な開発に関する世界首脳会議(WSSD:World Summit on Sustainable Development)」が開催されました。今回のテーマは大きく分けて世界の環境問題と貧困問題です。環境問題には生物多様性、生物資源の保護とそこからの利益の公平な扱い、衛生的な水、地球温暖化と森林など、貧困問題には安全な食糧の安定供給、農業の問題などバイオテクノロジーと切り離せない問題が多く含まれています。各国政府の他に産業界、NGO、科学技術団体、労働組合からの代表者などが集まり、日本からは政府関係者約500名、NGO約400名が参加しました。
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