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高等研報告書「生物教育と市民の理解」ができました

高等研表紙

 国際高等研究所(IIAS)の少人数による研究討論会(代表:国際高等研究所フェロー原田宏)報告書「生物教育と市民の理解〜変革する社会への対応を目指して」が完成しました。くらしとバイオプラザ21ではこの研究討論会の活動に情報提供などの協力を行ってきました。
 本報告書は日進月歩の科学技術についてその当事者である専門の研究者や技術者が、一般の市民に対して十分に説明をし理解を深めてもらうことは科学技術の正常な発展のためにきわめて重要である、という立場に立っています。科学技術の基本的な知識を市民が持てるようになるには、どのような中学、高校、大学における生物学教育が行われるのがよいのか、そのとき、研究や教育の場から離れて市民はどのように考え、行動すればよいのか、また国民の理解や生物学教育の現状、検討すべき課題(遺伝子教育、教科書検定など)について委員会で情報収集、検討した結果がまとめられています。
 また教育目的の遺伝子組換え実験を実際に行う場、参考になる遺伝子教育講習会実施案なども参考資料に加えてあります。
 入手ご希望の方は国際高等研究所までお申し込みください。

 国際高等研究所

報告書の目次は以下のとおり

1. はじめに

2. 生物教育のあり方
 2.1   生物学を専門とする人(緒言)
  2.1.1  研究者・教育者
  2.1.2  行政官
 2.2   生物学を専門としない人(緒言)
  2.2.1  教育機関
   2.2.1.1  初等・中等教育
   2.2.1.2  大学
  2.2.2  一般市民:リテラシーとしてのバイオロジー

3. 検討すべき課題
 3.1  遺伝子教育
 3.2  組換えDNA指針の改訂と運用のあり方
 3.3  生命倫理
 3.4  海外の教科書などの取り組みについての紹介
 3.5  教科書検定について

4. 参考資料
 4.1  遺伝子教育講習会実施案
 4.2  筑波大学で全学の学生を対象に開講されている
     一般教養科目の1年間の講義題目

メンバー
原田 宏   筑波大学名誉教授、仏農学アカデミー会員
NPO法人「くらしとバイオプラザ21」監事
岡田 益吉   国際高等研究所 副所長
鎌田 博   筑波大学 生物科学系教授
大藤 道衛   東京テクニカルカレッジ バイオ科講師
佐々 義子   NPO法人「くらしとバイオプラザ21」主任研究員






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