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主催 NPO法人くらしとバイオプラザ21
共催 東京農工大学農学部遺伝子実験施設
協力 東京テクニカルカレッジ・バイオ科

第5回ヒトゲノムを使った実験教室「私たちのDNA」ご案内

 8月14日読売新聞朝刊第一面に「遺伝子ビジネス野放し」というタイトルの記事が掲載されました。この記事でいう「遺伝子ビジネス」とは、体質診断など直接、病気治療に関係しないような分野における個人遺伝情報の利用をさしています。

 あなたの遺伝情報のプライバシーはきちんと守られていますか?DNAの保存は?など、不安を感じた方もおられるのではないでしょうか。そもそも、私達のDNAは、どこにあるのでしょう。DNAや遺伝子ははっきりと認識するのが、なかなか難しいものです。本実験教室では、参加者ご自身の手で、口腔粘膜細胞からDNAを抽出し実験によりALDH2という遺伝子の分析を行います。ALDH2はお酒の代謝に関わる遺伝子です。ご自分のDNAを使って実験をしながら、DNAや遺伝子の働きを学び、生きていることの意味や生命の大切さまで、広くみんなで考えてみませんか。実験では、ベテランスタッフが丁寧にサポートいたします。当日は、ご自分の個人遺伝情報を利用して実験することに対する同意書に署名していただいた上で、実験の他にも、関連する法規制や生命倫理についても学び、参加者全員で話し合います。

2009年度の実験教室より

日時: 2010年10月2日(土)10:00〜17:00
場所:東京農工大学農学部遺伝子実験施設(東京都府中市幸町3-5-8)
JR国分寺駅、京王線府中駅よりバス
参加費:2,000円(資料代、昼食代など)。当日徴収
対象: 20歳以上(申し込み先着16名)。
スケジュール;
(内容、進行に変更があるかもしれません)
9:30 受付開始
10:00 - 17:00
(予定)
講義・実験・ラボツアー(遺伝子実験施設見学)・話し合い(含む昼食時間)
  講師 医学博士 大藤道衛 氏
  実験 ①口腔粘膜からのゲノム抽出
     ②ALDH2遺伝子の検出
17:00 (予定)  解散  
 
申し込み: メール、ファックス、葉書のいずれかに、氏名、連絡先(〒、住所、電話番号、ファックス、メールアドレス)、参加理由を明記して、下記までお申し込み下さい。
始めにお申し込みを受けつけたことをメールかファックスで連絡するので、それを確認してください。ご参加いただける方には参加証、定員オーバーの場合、ご参加いただけない方にはその旨、ご連絡します。
問い合わせ先: 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町3-5-3 鈴屋ビル8階
NPO法人「くらしとバイオプラザ21」
TEL: 03-5651-5810 FAX: 03-3669-7810
E-mail: bio@life-bio.or.jp
申込方法: ファックスはこの下の申込書PDFをプリントしてご記載の上、お申し込みください。

葉書、E-mailでの申し込みは、「10月2日ヒトゲノムを使った実験教室」と明記の上、
(1)氏名
(2)所属
(3)年齢
(4)連絡先(郵便番号、電話番号、ファックス番号、E-mail)
(5)参加の動機・連絡事項など

本講座は、第2回東京国際科学フェスティバルの一環として行います。

案内地図:東京農工大 府中キャンパス 図中の26番の矢印をつけた建物が遺伝子実験施設