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くらしとバイオプラザ21とは

親子バイオ入門実験教室開催報告(科学技術館)

2005年6月4日(土)に科学技術館で、科学技術館、茨城大学遺伝子実験施設並びにNPO法人くらしとバイオプラザ21との共催、(独)科学技術振興機構(JST)の支援の下で親子10組21人が参加して開催されました。


バイオのお話をする安西先生 顕微鏡観察用タマネギ試料の調製説明
顕微鏡の使い方の説明 顕微鏡観察実験

内容は、昨年(平成16年)に実施した教員研修(NPO法人「くらしとバイオプラザ21」がJSTからへの依頼を受け、企画実施した)を基本として約2時間の実験教室。最初に、茨城大学の安西先生からバイオに関するお話(細胞、核、酵素)、次に、当NPO法人の外山さんから顕微鏡の使い方の説明があった。実験では、@タマネギと口腔粘膜の細胞の核を酢酸カーミンで染色、観察する実験、A蛍の発光に関わるルシフェラーゼを用いて、暗室にして、発光現象を確認しながら、酵素の性質を理解する実験、B最後は、カタラーゼの実験、即ち、身近な食べ物(鶏のレバー、ダイコン、ニンジン、ほうれん草など)には、オキシドールを分解するカタラーゼがあることを確認する実験。カタラーゼの実験は、安西先生のご指導の下、当NPOが開催する実験教室では、初めて実施した。


ルシフェラーゼを使った発光実験 カタラーゼ「泡ぶくぶくぶく」
カタラーゼ実験:大根の切片とおろし大根の比較実験 参加された皆さん

盛りだくさんの実験内容でしたが、ほぼ予定の時間には終わることができた。参加者のアンケートには、全体では、「面白かった、もっとやりたかった」、各実験では、「顕微鏡の使い方を教わってよかった、ルシフェラーゼを使った実験は感動した、身近な食べ物を使ったカタラーゼの実験やタマネギの核を見るは、科学への親しみを感じることができた」とあった。他には、この続きをやってほしいとか、1回限りではおしい実験教室であるといった意見がありました。 親子実験教室は、家庭に帰ってからの話題提供にもなるので良い企画と思われた。真剣に実験に取り込む子供の姿や親子の会話は、主催側にとって、とても励みとなった。







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