6月7日、ZERI物語という絵本を用いた環境教育についてのセミナーに行ってきました。NPO法人ZERIエデュケーション・ジャパンの主催で、大学生・教育者・会社員など20数名が参加して浜松で開催されました。ZERI(Zeri Emissions Research and Initiatives：ゼロエミッション研究構想)とは自然の浄化能力や生態系の物質循環を利用して廃棄物ゼロの循環型社会を築こうという国際的な活動で、その一環として次世代の教育にも力を入れています。今回、取り上げられたのは5-8歳向けの絵本教材で、現在36作のうち3作が日本語に翻訳されて出版されています。
ZERI物語の作者であり、ZERI創設者である元国連大学学長顧問グンター・パウリ氏の講演の後、グループ毎のZERI物語を用いた実習がありました。この物語は教科書のように知識だけが詰め込まれたものではなく、感情面での学習や問題提起によって子供たち自身に考える力を身につけさせるような工夫がされており、子供のみならずわたしたち大人もついつい惹きこまれ、実習では、どのグループも大変な盛り上がり様でした。
今後、くらしとバイオプラザ21においても、これからの未来を担う子供たちに向けての情報発信をしていきたいと考えています。
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| 絵本片手に優しく、そして熱く語るパウリ氏。 |
童心に戻ってグループ発表。黒板を使うのも久しぶりです。 |
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| 目をみはるほど美しくかわいらしいZERI物語の絵本たち。 |
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