みんな知ってる?未来に羽ばたくカイコ
解説
絹糸のタンパク質を利用する
絹糸は人間の体によくなじんで害も少ないため、医療いりょう用のスポンジや人工の血管に利用する研究が進められています。生糸のタンパク質であるフィブロインを入れたうどんはシルクのように光沢こうたくがあり、のどごしもよいと評判です。
もう1つのタンパク質であるセリシンは保湿ほしつ性が高く、最近の研究で細胞さいぼうを育てる機能があることがわかり、化粧品けしょうひんなどに活用されています。
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カイコの多様性
カイコをさまざまな用途ようとに活用するために、日本では生糸をとるためのカイコ以外に、600種類をこえる突然とつぜん変異体など、さまざまなカイコが研究に使われています。いろいろな色のまゆをつくるカイコや大きなまゆをつくるカイコ、病気に強いカイコなどが品種改良で開発されています。
いろいろなカイコの幼虫とまゆ(農研機構 冊子『カイコってすごい虫!』より)
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