みんな知ってる?未来に羽ばたくカイコ
解説
メスはオスよりも大きい
カイコの成虫は羽はありますが、飛べません。成虫になるとエサも食べません。メスはオスよりも腹部が太くて大型です。
メスの腹部にはオスを引きよせるにおい(フェロモンという化学物質)を出す誘引腺ゆういんせんがあり、オスは羽化する(さなぎが成虫になる)とすぐに、そのにおいをたよりにメスをさがして交尾こうびします。
左がメス、右がオス。
カイコの幼虫のオスとメス
カイコの幼虫のオスとメスを見わけるのは成虫とちがってたいへんむずかしく、専門的な知識が必要です。しかしカイコの飼育では幼虫のオスメスをかんたんに区別するほうが便利なので、1944年に、日本人が、X線をあてることで、オスとメスの模様がちがう品種を開発しました。
メスには模様もよう(赤い丸の部分)があるが、オスにはない品種。
(農研機構 冊子『カイコってすごい虫!』より)
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